- 「田園都市レディースクリニック」ウェブサイト
- https://www.denentoshi-lady.com/
横浜の田園都市レディースクリニックは、体外受精の中でも顕微授精で高い受精率を維持する技術を誇っています。顕微授精とは、運動性が良好な精子を1個選別して、卵子に注入する受精方法です。
田園都市レディースクリニックでは顕微授精において、精子の選別の際に最大1200倍の超高倍率の顕微鏡を用いて観察し、形態がより良い精子を厳選するIMSIという方法を用いています。顕微授精を行う際には、PVP（ポリビニルピロリドン）という高分子化合物を用いて精子の運動性を抑制して、操作をしやすくするのが一般的です。
これに対して田園都市レディースクリニックでは、微量のPVPの混入が受精に与える影響を排除するため、胚培養士が訓練を重ねて、PVPを用いずに顕微授精を行っていることも大きな特徴です。さらに、紡錘体可視化装置で紡錘体の位置を確認し、染色体などの重要な構造物のある紡錘体を傷つけないようにしています。
胚の培養はすべて、一定間隔で連続撮影した静止画をつなぎ合わせるカメラを内蔵した、タイムラプスインキュベーターを使用できる体制を整えているのも特徴です。胚の培養中にインベキューターから胚を取り出すと影響を受ける可能性がありますが、インベキューターに入れたまま観察が可能。時系列に沿って胚の観察ができるため、良好な胚を選びやすいというメリットもあります。
また、卵子や精子、受精卵の取違いがないように、声出しや指さしによるダブルチェックを徹底し、さらに二次元コードによるART取り違え防止システムを導入しているので安心です。